花巻

思い出いっぱい園舎に別れ 浮田保育園【花巻】

閉園式で「浮田保育園の歌」を斉唱する園児たち

 花巻市立浮田保育園(藤井香園長、園児13人)の閉園式は21日、同市東和町上浮田の同園で行われた。市関係者と同園職員、園児、保護者ら約70人が出席し、子供たちの成長と学びを見守った園との別れを惜しんだ。

 上田東一市長、小原雅道市議会議長があいさつし、1967年の開園時職員で92年から浮田保育所(当時)所長も務めた藤井慶子さん(73)が思い出を語った。続いて園児たちがステージで遊戯を披露し、佐藤勝教育長からの記念品贈呈、浮田保育園の歌斉唱で閉式した。式後は出席者全員で記念撮影し、52年にわたり地域の幼児教育を担った歴史も振り返った。

 日下陽太ちゃん(6)は「お別れするのは寂しいけど、保育園は全部楽しかった」とにこやかな表情。藤井さんは「長年勤務したのでやはり寂しいが、子供たちは多人数の中で育った方がいいし、仕方がない。最初の頃は床も隙間だらけで寒かったが、環境は最高で、広い庭があって散歩もできる良い場所だった」と回想していた。

 浮田保育園は67年7月、旧東和町立浮田へき地保育所として開設。2006年1月の1市3町合併により花巻市立浮田保育園と改称した。19年度末までの卒園児は653人に上るが、同年7月、20年度の園児大幅減少見込みを受け、同園保護者会が「浮田保育園の閉園に対する要望書」を提出。アンケートや地域協議などで在り方が検討され、閉園手続きと住民への周知も進められた。

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