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【新型コロナ】総代に学位記授与 式の様子、動画配信・岩手大

学位記授与式で岩渕学長(左)に対し答辞を述べる理工学部卒業生代表の柴田史那さん(岩手大提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、卒業式を中止した盛岡市の岩手大(岩渕明学長)で23日、4学部と大学院各研究科の総代など卒業生・修了生代表への学位記授与式が行われた。

 卒業生・修了生の1308人を対象に盛岡市の県民会館で同日に開催を予定した卒業式は、保護者や教職員を含め一堂に大勢が集まることから新型コロナへの感染リスクを避けられないとして中止。総代と大学関係者のみで学位記授与式が行われた。

 同大教育学部の総合教育研究棟(教育系)北桐ホールで行われた授与式には、スーツやはかま姿の卒業生総代が距離を取って着席。大学関係者らが見守る中、岩渕学長から学位記を受け取り、卒業生と修了生の総代代表が答辞を述べた。

 岩渕学長は式辞で「皆さんには直観力を高めると同時に科学的根拠に基づき物事を冷静に判断していくことが求められる」と述べ、新型コロナウイルス感染症と絡めてグローバル社会の危機管理の重要性を説き、リーダーとして社会に貢献することを期待した。

 今春から教員として特別支援学校に勤める佐藤実祐さん(22)=北上市=は、教育学部卒業生を代表して学位記を受け取り「このような状況の中でも式を開いてもらい、卒業を実感し、社会人になる自覚を持つことができた。障害がある子供たちが自分らしさを生かして生活していけるよう指導や支援できる教員になりたい」と話していた。

 例年卒業式終了後に行われている個々への学位記伝達は予定通り実施され、学科や専攻ごとに学内の複数の教室に分かれて学位記などを受け取った。学位授与式の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」を通じて同時配信された。

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