春の日浴び 紅梅鮮やか 花泉・永井 高倉山公園【一関】
日に日に暖かさが増す一関地方。一関市花泉町永井の高倉山公園では紅梅が満開となり、鮮やかなピンク色の花が訪れた人の目を楽しませている。
紅梅は2005年に地域の緑化推進事業として当時の永井小学校の児童が植栽。その後に高倉地区振興協議会が年々増やし、現在は約70本が植えられ、同会と同校6年生でつくる森林愛護少年団が毎年追肥作業に取り組んでいる。
25日の同地方は朝から青空が広がる穏やかな天候となり、最高気温は一関で11・4度、千厩で9・9度(盛岡地方気象台調べ)を観測した。園内では紅梅に加え、4月上旬ごろには白梅も見頃を迎えそうだ。
同会の菅原政男会長は「例年よりも開花がかなり早く、一斉に満開になるのは珍しい。小学生も卒業後は見に来ることは少ないのでもっと多くの人に来てもらい、梅を楽しんでほしい」と話している。
同気象台によると、26日の県内は高気圧に覆われるため、晴れや曇りの見込み。