北上・西和賀

自宅待機のストレス解消 子育てネット 子供預かり事業 需要多く予約殺到【北上】

25日にスタートした預かり事業。手作りのマスク作りなどにチャレンジする子供たち

 共働き世帯の支援を目的に北上市の子育て支援団体・きたかみ子育てネット(髙橋夏江代表)は25日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため長く自宅待機を余儀なくされている子供を預かる事業を市文化交流センターさくらホールで始めた。27日まで3日間実施し、学習支援や食事提供などを通じて長期休校で乱れがちとなっている子供たちの生活立て直しやストレス解消につなげる。

 新型コロナの影響で登校できない状況が長引く中、保護者が共働きで自宅待機しなければならない子供たちを預かる緊急支援事業。市内に開設されている子ども食堂の休止や学習への保護者不安を受け企画。中央共同募金会の支援を受け実施にこぎ着けた。

 一定の広さが確保できる部屋を利用し、初日は小学生30人が参加。感染防止のため受け付け時に体温を測定し、受け入れ後はマスク着用を基本に手洗いを励行。家庭や音楽、算数の科目を学習し、家庭科ではマスク作りにもチャレンジした。

 黒沢尻東小学校の石直侑隼君(3年)は「お母さんが働いていて、家でテレビを見たり、ゲームばかりやってしまうので連れて来られた」としつつも、「マスク作りはちょっと難しかったが、友達とも会えて一日中家で過ごしているより楽しかった」とストレス解消につながった様子。

 髙橋代表(45)は「新聞掲載やホームページなどで発信した情報がすごいスピードで拡散し、参加したいという希望が殺到した。保護者からは『助かる』という声が多く寄せられている。私自身が親としての困り事を解決しようと思って企画した事業に対する需要が多いことを実感できた」と話している。

 預かりは無料だが、残り2日間も既に予約でいっぱいになっている。

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