北上・西和賀

銀河高原ビール沢内醸造所取得へ 沖縄の酒造メーカー 地元雇用も検討【西和賀】

ヘリオス酒造が取得を決めた銀河高原ビールの沢内醸造所(奥)と隣接するホテル。クラフトビールの生産拡大を目指す(ヘリオス酒造提供)

 沖縄県名護市の総合酒類メーカーヘリオス酒造(資本金4500万円、松田亮代表取締役、従業員45人)は27日、西和賀町沢内字貝沢の銀河高原ビール(資本金1000万円、岡秀憲代表取締役社長、従業員24人)の沢内醸造所などの保有施設を4月1日付で取得すると発表した。同町で自社銘柄のクラフトビールや発泡酒を生産する。

 ヘリオス酒造によると、取得するのは同醸造所と隣接するホテル森の風沢内銀河高原(休館中)。同社は4月に製造免許を取得し、自社銘柄のクラフトビールや発泡酒を生産するほか、他社ブランド製品の製造も請け負う予定。地元雇用も検討している。休館中のホテルは運営委託先の企業を募集し、営業を再開する方針だ。

 ヘリオス酒造は、1961年創業。泡盛やビール、ラムなどを製造販売し、国内外に販売している。同社広報担当者は「西和賀町は自然豊かな水がきれいな場所で、製造に適した環境にある。地元の特徴を生かした新商品の開発も視野に入れながら地元の皆さんと一緒に生産体制を拡大していきたい」としている。

 銀河高原ビールは、設備の更新コストや収益悪化を理由に3月末で沢内醸造所での生産を終了することにしていた。細井洋行町長は「施設取得契約や雇用計画に関して詳細な内容は正式に聞いていないが、ヘリオス酒造が施設を取得することは大変ありがたい。今後、地域のさまざまな資源を有効活用いただき、町の活性化につなげてほしい」と期待している。

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