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新採用職員に自宅待機指示 4都県から転入の20人【岩手】

 新型コロナウイルスによる感染拡大を受け県は31日、東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県から転入する新規採用職員に対し、所属長を通じて1日から自宅待機を指示したと発表した。対象は知事部局の新規採用予定職員183人のうち20人となる。

 前日の本部員会議で達増拓也知事がメッセージとして「東京都などから帰県する人は、帰県後に不要不急の外出を2週間自粛してもらいたい」と呼び掛けた。

 対象者は新規採用される職員のうち、対象都県から転入する人で、採用前に首都圏に修学、居住、長期滞在していた者も含む。自宅待機の期間は、対象都県に最後に滞在した日から2週間とし、特別休暇扱いとする。

 待機中は、不要不急の外出を控えるとともに、公舎に居住する職員は、公舎内での他の職員との接触についても最小限とする。

 新採用以外で、首都圏などからの転勤で帰県する職員については、状況などを踏まえ所属長の判断で対応する。

 県は「新型コロナの感染防止対策として、組織を挙げて取り組む必要があり今回の対応に踏み切った」としている。

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