奥州・金ケ崎

スポーツ振興に期待 水沢信金が命名権 愛称は「しんきん森山スタジアム」【金ケ崎】

水沢信用金庫がスポンサーとなり、愛称が「しんきん森山スタジアム」となった森山総合公園野球場

 金ケ崎町が募集していた町有施設に企業名などを冠した愛称を付けられるネーミングライツスポンサー事業で、同町西根森山の森山総合公園野球場が1日から「しんきん森山スタジアム」の愛称となった。水沢信用金庫(本店奥州市水沢字日高西、及川和男理事長)がスポンサーとなり、町との契約書に調印。愛称を生かした町と地域のスポーツ振興に思いを新たにした。

 同事業は新たな財源確保や施設の魅力向上などを目的に、2月にスポンサーを募集していた。2者が応募し、町の幹部職員による審査委員会で優先交渉順位を決定した。契約期間は4月から3年間で、命名権料は1年度当たり70万円。町はこの収入を一般会計から公共施設維持整備基金へ積み増し、町内のスポーツ施設のために活用する。

 調印式は現地で行われ、町や同信金、指定管理者の町生涯スポーツ事業団の関係者が出席。髙橋由一町長、及川理事長が契約書に署名して握手を交わし、関係者で玄関に設置された愛称の看板を除幕した。

 町は広報やホームページなどで愛称を積極的に使用し、定着に努める。同スタジアムのある森山総合公園の他施設などでも同事業を進めたい方針で、髙橋町長は「水沢信金は審査の中では最も地域に密着し、スポーツ振興にも力を入れ社会貢献など多面的な活動をしていた。ネーミングを通じて一体となって行政運営ができれば幸い」とあいさつした。

 及川理事長は「料金を町のスポーツ振興などに役立ててくれれば幸い。当金庫も野球チームを持ち、この球場で数々の試合をし成績を残してきた。大谷翔平選手をはじめ、岩手では素晴らしい野球選手が育っている。そういう子たちも利用してくれれば素晴らしい」と期待を寄せた。

 同スタジアムで開催されている最も大規模な大会は全国高校野球選手権岩手大会。2018年度の利用実績は観客動員を除き約9000人だった。現在は新型コロナウイルスの感染症拡大の影響で臨時休業している。

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