奥州・金ケ崎

癒やしの春色見上げて 奥州市 桜開花

奥州市が開花宣言した水沢公園標準木のソメイヨシノ。駒形こどもの杜の5歳児らも桜の花に見入った

 奥州市は3日、水沢公園(同市水沢)の基準木となっているソメイヨシノの開花を宣言した。2019年と比べて10日早く、記録が残っている02年以降では最も早い開花。新型コロナウイルス感染症の感染防止対策のため、例年実施している「水沢公園桜まつり」は中止されるが、公園利用者の安全確保のためぼんぼりは設置し、8日夜から点灯する。

 3日は、基準木の前で小沢昌記市長が「4月3日は一番早い開花。今年はコロナウイルスで食堂なども中止するが、きれいな花を見に公園に来てもらえれば」とあいさつし、開花を宣言した。公園近くの認定こども園「駒形こどもの杜」の5歳児9人が訪れ、小沢市長と共に花を指差しながら観賞。千葉和空ちゃん(5)は「ピンク色できれいだった」と笑顔で語った。

 市商工観光部商業観光課によると、同公園は明治期に放浪の画家蓑虫山人が設計したとされ、園内の樹齢350年前後の古木系桜群は「駒形神社ならびに水沢公園のヒガン系桜群」として県天然記念物に指定されている。

 開花宣言は、基準木にしている樹齢約100年のソメイヨシノが数輪咲いた時点で宣言している。同日は30輪ほどが開花しており、同課では来週末あたりからが本格的な見頃になるとみている。

 今年の桜まつりは中止を決定しているほか、市観光物産協会が担当している「お花見食堂」も中止。市では8~29日の期間、午後6時から9時までぼんぼりを点灯するが、公園内には園内での飲食を伴う宴会などの自粛を呼び掛ける文章を掲示し、理解協力を求めている。

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