北上・西和賀

官民挙げ輪禍死ゼロ3年 町に賞賛状 合併後初の達成【西和賀】

死亡事故ゼロ3年を達成し、千田署長(左)から賞賛状を受け取る細井町長

 西和賀町は交通死亡事故ゼロ3年を達成し6日、県警本部長から賞賛状が贈られた。細井洋行町長や関係者は節目の達成を喜びつつ、今後も官民挙げた活動で輪禍死ゼロのさらなる継続を期した。

 町役場湯田庁舎で行われた伝達式で、北上署の千田敬喜署長が「町当局と関係機関・団体が地道に取り組み、町民一人ひとりが安全に注意してきた成果。今後もゼロを一日でも延ばすよう引き続きご協力を」と語り、細井町長に島村英県警本部長名の賞賛状を手渡した。

 細井町長は「3年間ゼロは本当にうれしい。安全・安心のまちづくりへ北上署や交通指導隊、交通安全協会が日々路上指導や通学路などで活動していただいている成果。これを励みに、さらにゼロが続くよう励みたい」と述べた。

 式には北上地方交通安全協会の真壁信男湯田支会長と中川昭彦沢内支会長、町交通指導隊の髙橋芳勝隊長も同席。子供や高齢者の事故防止に力を入れ、交通安全の季節運動をはじめスクールガードと連携した交通安全はがきの発送、イベント時の交通指導などに当たっていると説明した。

 同町では国道107号や主要地方道盛岡横手線などの主要幹線道路があるが、2017年4月1日に女性が町道でトラックにはねらて以来、交通事故による犠牲者は出ていない。今回は05年の町村合併後初の3年達成となった。

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