ピカピカの1年生 小学校入学式 感染防止策万全に【一関】
一関地方の小学校のトップを切って7日、一関市内の8校で2020年度の入学式が行われた。同市滝沢の滝沢小学校(及川美香子校長、児童150人)では、新入学児童19人が式に臨み、元気よく小学校生活をスタートさせた。
新型コロナウイルスの感染防止を図るため、全出席者はマスクを着用し、1年生と保護者、学校関係者ら合わせて約70人が出席。在校生の出席は見合わせ、お祝いのメッセージは玄関前ホールに掲示するなど、例年より簡素化して行われた。
礼装に身を包んだ1年生は緊張した表情を見せながらも担任の教諭から呼名されると、「はい」と大きな声で返事をし、立ち上がって一礼した。
及川校長は式辞で学校生活での三つの「あ」について語り、「朝ご飯」をしっかり食べること、「あいさつ」を自分からしていくこと、「安全」に気を付けて自動車や自転車にぶつからないよう通学することを呼び掛けた。
授業は8日にスタート。新型コロナ対策として手洗いや消毒などを徹底する。同日はこのほか、舞川、一関、大原、猿沢、大東、涌津、老松の各校でも入学式が行われた。