奥州・金ケ崎

PCR検査拡充を 新型コロナ流行想定 市、金ケ崎町に要望 奥州医師会

 奥州医師会(関谷敏彦会長)は、管内の奥州市と金ケ崎町に新型コロナウイルスの感染拡大防止に関する要望書を提出した。本県での流行を想定し、住民と医療関係者の安全をともに守り、医療崩壊も防がなくてはならないとの趣旨。感染を判別するPCR検査の実施迅速化や軽症者の受け入れ施設確保など5項目について、国や県への要望と、市町間の連携強化・対策を求めている。

 要望書は7日に提出。8日に開かれた両市町の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で議題に上った。

 要望項目は▽PCR検査実施▽流行・蔓延(まんえん)時の対応▽休日・夜間診療所の体制▽各医療機関との連携体制▽住民への呼び掛け―の五つから成る。

 PCR検査は帰国者・接触者相談センターが実施を判断し、医師が要望しても受け入れてもらえない現状から、検査体制拡充や、感染症指定病院の医師らが必要と認める場合に実施できるよう希望している。

 また流行・蔓延時は、胆江地区には患者を受け入れる十分な病床数がなく、医師の常駐や、国が示す無症状・軽症者の自宅などでの経過観察は困難と指摘。受け入れ施設の確保と、市町からの保健師、看護師らの派遣を求めた。

 休日・夜間診療所は、感染者を一般患者と分離しての診察はできず、院内感染をはじめとする影響を憂慮。流行時の開設に関しては可否を含めて同医師会と協議してほしいとした。

 このほか奥州市と保健所や胆江地区の病院長らによる連携会議の実施、住民への不要不急の外出やイベント、娯楽などの抑制を呼び掛けることも求めた。

 要望について、奥州市は県南広域振興局と協議しながら検討するとし、金ケ崎町も検討中という。

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