【春風爛漫】喧騒と無縁のオアシス 北上市幸町・帰帆場公園
北上市幸町の帰帆場公園の一角にひっそりとたたずむ1本のシダレザクラ。高さ8メートル、枝ぶりの幅は6メートルほど。住民の手で伐採危機から救われ、25年たつ今も美しさを放つ。青々としたセリ田が残る景観と相まって喧騒(けんそう)とは無縁のオアシスとなっている。
桜前線が北上し、本県にも春の便りが届いている。新型コロナウイルスの影響で名所の桜祭りやイベントの中止などが相次ぐ中、密閉、密集、密接の回避を心掛けつつ、春風に乗って咲き乱れる県南地方の桜ポイントを届ける。(随時掲載)