花巻

【新型コロナ】窓口に対面仕切り 飛沫感染防止へ 花巻市役所

新型コロナ飛沫感染防止のため、花巻市役所1階窓口に設置されたビニール製の仕切り

 新型コロナウイルスの飛沫(ひまつ)感染を防ぐため、花巻市は市役所の窓口にアクリル製の仕切り板を設置する対策に乗り出した。県内での新型コロナ感染者は確認されていないが、今後も転出や転入などの手続きで市役所を訪れる人が増えると予想されるため、来庁者と窓口対応に当たる職員の感染防止対策を強化した。

 仕切り板は縦60センチ、幅80センチ、厚さ3ミリで、窓口カウンターの幅に合わせた。市役所本館1階の市民登録課などや新館1階の長寿福祉課、2階の地域福祉課などのほか、大迫、石鳥谷、東和の各総合支所、同市野田のJAいわて花巻本店内に事務室を置く農林部と農業委員会の窓口を含め91基を設置した。板を挟んで通常通り会話ができる。書類のやりとりができるように下部に約7・5センチの隙間を設けた。

 このうち本館の住民登録や戸籍関係の書類を扱う市民登録課がある1階には窓口32カ所に設置。マイナンバーカード申請時にはタッチパネル式の端末を扱うことからアクリル板の代わりにビニール製の仕切りを用意し、担当職員が来庁者に教えやすいように配慮した。

 一方、市役所1階の待合所での長椅子の使用をやめ、1人掛け用椅子にして間隔を空けるなどの感染防止策も取っている。

 仕切り板の枠は木製で、製作した委託業者の佐藤工務店(同市上町)の佐藤敬文専務取締役は「仕切り板が安定するように底部を工夫した。一人も感染しないよう協力していきたい」と話した。

 窓口対応の職員はマスク着用、手指の消毒を徹底する。市契約管財課の古川昌課長は「4月は転入転出の多い時期で感染しないための対策として取り入れた。徹底した取り組みで対策を万全にしていく」としている。

 市では、請負事業者への工事説明を行う建設部など他部署の窓口にも仕切り板を順次設置する方針だ。

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