奥州・金ケ崎

新たな設備で環境充実 南方幼稚園 認定こども園に移行【金ケ崎】

入園式で記念写真に納まる認定こども園南方幼稚園の新入園児ら

 金ケ崎町立認定こども園南方幼稚園の開園式と2020年度入園式は14日、同町西根南町の同園で行われた。町立南方幼稚園を幼稚園型認定こども園に移行し、町立施設では初めて保育も担うことになった。教育・保育の双方を実施し、多様化する保護者の需要に応えていく。

 定員は3~5歳児140人で、今年度の園児数は84人。幼稚園時代に比べ定員は40人減少したが、利用実態に合わせた規模となっている。今年度の園児のうち幼稚園利用に当たる1号認定は52人、3歳以上の保育に当たる2号認定は32人。新入園児は3歳児31人をはじめ、3~5歳児34人となった。

 0~2歳児の保育を担う町内の小規模保育園との連携で、19年度当初に続き町内の待機園児ゼロを実現した。

 認定こども園化に当たり、既存の園舎東側に直結する平屋建ての新設棟338・94平方メートルを建設。100・98平方メートルの多目的室や、副食給食の開始に伴い155食分を自園提供できる給食設備、多目的を含むトイレなどを備えている。19年度中に完成し、工事費は約1億6585万円。園舎全体の延べ床面積は1630・34平方メートルとなった。

 同日の両式典とも、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため規模を縮小して実施。開園式は同園の正門前で行い、髙橋由一町長は書面で「新たな設備で食育の充実と、子供が生き生きと自由闊達(かったつ)に活動できる環境を整備し、心豊かでたくましい子供の育成に努めていく」とあいさつ。町や町議会、町教委ら関係者で正門の新しい銘板を除幕した。

 入園式は、在園児の出席を見合わせた。新入園児は保護者に手を引かれて入場し、教諭らから一人ひとり呼名された。

 入園を認定した堀一子園長は「みんな園児服がとてもよく似合う。明日からは1人でみんなと遊べるように頑張ろう」と呼び掛け、保護者らには「4月から2号認定の保育が既に始まっている。就学前教育にも力を入れ、皆さんの力も頂きながら園を運営していきたい」と語った。

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