奥州・金ケ崎

SNSで市内事業者応援 販路拡大や在庫処分 商議所・コロナ対策 キャンペーンを展開【奥州】

「コロナに負けるな」と応援キャンペーンをスタートした奥州商議所の鎌田会頭(左)と菊地浩明専務

 奥州商工会議所(鎌田卓也会頭)は、SNS(インターネット交流サイト)を活用し、新型コロナウイルス感染症対策応援キャンペーンを展開する。外出自粛などで営業への影響が深刻化しているホテル・飲食業が行うテークアウトの取り組み、売り上げ回復対策などを、市民や事業所が投稿するというもの。同商議所がSNSを活用したキャンペーンを行うのは初めてという。同商議所が開設している相談窓口への問い合わせ、相談は資金繰りや雇用、消費喚起などを中心に日に日に増えており、鎌田会頭は「需要喚起の切り口となれば」と期待を寄せている。

 同商議所は新型コロナウイルスの感染拡大により、売り上げ低迷、材料・資材の不足などにより地域経済の低迷が続いているとして対策を検討。情報発信力と拡散力の高いSNSに着目し、奥州市内事業者を応援する取り組みを展開することとした。

 SNS活用のキャンペーンは、「#コロナに負けるな奥州」「#奥州エール飯」の二つ。コロナに負けるな奥州は、▽感染防止対策の取り組み事例や売り上げ確保、販路拡大、在庫処分、独自サービスなどを事業所側が投稿▽感染拡大防止対策や事業所への支援・応援内容を市民、事業所が投稿―となる。

 一方、奥州エール飯は飲食関係の取り組みで、▽テークアウト、デリバリー商品、新商品開発を事業所が投稿▽購入したテークアウト商品の写真や感想を市民が投稿―という内容。期間は新型コロナウイルスの感染拡大が収束するまでとしている。同商工会議所によると、会員のうち飲食関係は318事業所で声を掛けたところ反応は良いという。

 準備期間を経て正式スタートした15日には、同商工会議所で記者会見が行われ、鎌田会頭は「総力を挙げて対応し、対策を発信していきたい」と意欲を語った。

 同市水沢中町の「すたんど割烹 味春」(髙橋春夫店主)では、揚げ物や焼き魚などの料理を提供する考え。髙橋亮太朗さん(33)は「2月半ばから客数は減っている。来店を呼び掛けづらい状況もある。何かやろうと考えていたところに商工会議所の企画を聞き、期待しながらメニューを検討している。早い段階でスタートさせたいと思う」と期待を込めて取り組む考えだ。

地域の記事をもっと読む

奥州・金ケ崎
2020年8月15日付
奥州・金ケ崎
2020年8月15日付
奥州・金ケ崎
2020年8月15日付
奥州・金ケ崎
2020年8月15日付
奥州・金ケ崎
2020年8月15日付