一関・平泉

立派な稲に おいしいおコメに 金沢小5年生が種まき【一関】

ひとめぼれの種もみをまく金沢小の5年生

 一関市立金沢小学校(佐藤健校長、児童96人)の5年生を対象とした種まき体験は17日、同市花泉町の同校で行われた。児童17人が地元の農家から指導を受けながら種もみをまき、立派な稲になるよう願いを込めた。

 総合的な学習の時間を利用して毎年実施。地元の佐々木弘さん(74)をはじめJA職員らが講師を務め、児童は6班に分かれ、新型コロナウイルスの感染防止のために班同士の間隔を空けて作業した。

 佐々木さんは「苗箱全体にまくように」などとアドバイス。児童は床土を平らになるように敷き詰め、小さく芽を出した「ひとめぼれ」の種もみをまいた。最後にたっぷり水を掛け、優しく土をかぶせていた。

 種もみは佐々木さん方のビニールハウスで育てられ、5月に金沢地内の水田で田植えを体験する予定。久保勇人君(10)は「土を平らにする作業が面白かった。田植えも楽しみ」と話し、金田瑞姫さん(10)は「家で育ててるコメと同じくらいおいしくなってほしい」と願っていた。

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