花巻

ブリヂストンエコ絵画コン 生き物への優しい視線 大木陽道君が最高賞【花巻】

「ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」で最高賞を受賞した大木陽道君

 全国の児童らから自然、環境をテーマに作品を募る「ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」(ブリヂストン主催)で、花巻市東十二丁目の大木陽道君(10)が、最高賞のブリヂストン大賞に輝いた。2018年には兄の昇道さん(12)も同賞に輝いており、ともに5万点を超える応募からの受賞。陽道君は「大賞と聞いてうそかと思ったが、お兄ちゃんが取った賞をぼくも取れてうれしい」と喜んでいる。

 同コンクールは、未来の子供たちが安心して暮らせる社会づくりを願うCSR(企業の社会的責任)活動の一環。03年から開催されており、17回目の今回は「みらい に つたえたい しぜん」をテーマに、全国から5万2685点の作品が寄せられた。

 受賞作品は、陽道君の自宅近くで飼育されている牛に温かな視線を向けた水彩画。牛たちと久しぶりに顔を合わせた喜びを率直に描き、タイトル「おぼえているかな、ぼくのこと…」にも気持ちを込めた。制作期間は2日ほどで、一気に描き上げたという。

 審査に当たったヒサクニヒコさん(漫画家)は「とても丁寧に、よく観察して描かれている。命を大事にしよう、われわれ人間も自然の一部なんだ、と改めて考えさせられる作品」と称賛。陽道君は「(描いた牛舎は)懐かしくて思い出のある場所。小さかった牛たちがすごく大きくなっていたのが印象的だった。将来の夢はプロ野球選手。いっぱい勉強して、生き物や自然を大切にする優しい大人になりたい」と将来を見据える。

 コンクール事務局によると、3月に予定されていた表彰式は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止されたものの、各作品は東京都中央区のミュージアムタワー京橋で7月まで展示される。5月からは、受賞作品でラッピングされた都営バスも運行されるという。

▲ブリヂストン大賞に輝いた「おぼえているかな、ぼくのこと…」

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