みずみずしい香り放つ シバザクラ見頃【金ケ崎】
金ケ崎町永沢の平林地区で住民が植栽したシバザクラが見頃を迎え、田んぼのあぜを鮮やかに彩っている。
植栽は国などによる多面的機能支払交付金のうち資源向上支払いを利用した景観整備で、平林地域資源保全会(阿部吉一代表)が取り組んで5年目。色が映えて長く楽しめる花としてシバザクラを選び、同会で草取りなどの管理も続けている。
今年は3月下旬ごろに平林集会所周辺の4カ所計約5アールに咲き始めた。5月に入っても見頃の個所があり、花のみずみずしい香りも漂っている。
花期は5月いっぱいといい、会員の阿部薫さん(67)は「今までで一番の咲きぶり」と目を細めていた。