一関・平泉

北京五輪「金」目指す 後援会関係者に決意 岩渕麗楽選手【一関】

一関後援会関係者にさらなる飛躍を誓う岩渕選手

 一関市東山町のプロスノーボーダー岩渕麗楽選手(18)=法政大1年、バートン=は12日、同町の東山地域交流センターを訪れ、後援会関係者に日ごろの応援に感謝するとともに、2022年の北京五輪での金メダル獲得を目指し、さらなる飛躍を誓った。

 岩渕選手は市内初のオリンピアンとして出場した18年の平昌五輪女子ビッグエアで日本勢最高の4位入賞。ワールドカップ女子ビッグエアでは、19~20年シーズン2勝(通算5勝)を挙げ種目別連覇を果たした。

 今春、一関学院高を卒業し、法政大スポーツ健康学部に進学。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現在はオンライン授業による勉学と自主トレーニングに励んでいる。

 同日は岩渕選手が母恵里香さん(46)と共に同センターを訪問。岩渕麗楽一関後援会の鈴木正敏会長(74)をはじめ関係者を前に「皆さんからたくさん応援していただき、種目別連覇を果たすことができた。(コロナ禍で)勉強や練習が十分にできないが、体づくりに励み、次のシーズンに向けて準備をする」とし、「北京では金メダルを獲得できるように頑張る」と決意を語った。

 鈴木会長は岩渕選手に奨励金10万円と花束を贈呈し、「後援会が設立して間もなく3年目に突入する中、昨年は連覇を果たし大活躍だった。会員も増えていて、もっと応援していくので、これからも頑張ってほしい。選手としてだけでなく、人間として大きくなってもらいたい」と激励した。

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