奥州・金ケ崎

「命」の大切さテーマに 親子で読む本紹介 町立図書館企画展【金ケ崎】

金ケ崎町立図書館で開かれている企画展「親子で読む『命』の大切さ」

 金ケ崎町立図書館の児童コーナーの企画展「親子で読む『命』の大切さ」は、同町西根西地蔵野の同館で開かれている。身近な人々や動物との関わり、生き方、別れなど、大きなテーマの入り口となる絵本や児童書を紹介している。31日まで。

 国内外の計約50タイトルを集め、三つのテーマに分類。読み聞かせに使えるよう絵本が多く置かれている。

 「生きている喜び」のコーナーには、子供と母親をはじめとする人とのつながりを取り上げた作品が多い。「かけがえのない命」には死の概念に触れている本を並べ、東日本大震災での出来事を題材にした絵本もある。「命のつながり」では、食やペットなどの切り口から動物について書いた物や環境問題など、命について広く捉えて選んだ。

 当初は国の自殺対策強化月間に合わせた3月の企画展だったが、新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休館を経て期間がずれ込んだ。同館は「身近な人に出産や死別などがあったとき、子供がそれらを考える手掛かりとなる本もある。家にいることが増える社会状況にもなったので、ぜひ親子で読んでほしい」と利用を呼び掛けている。

 原則月曜休館。感染拡大防止のため業務と開館時間を絞り、午前10時~午後5時に貸出・返却のみ行っている。

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