北上・西和賀

終息へ祈りの言葉 伊勢神社でしおり配布 新型コロナ【北上】

新型コロナウイルスの早期終息を願い伊勢神社の社殿内に配置されているしおり

 北上市村崎野の天照御祖神社(通称・伊勢神社、伊勢義人宮司)の社殿内に、新型コロナウイルスの終息を願う言葉が記されたしおりが置かれている。4月初旬の配置から1カ月余りで約200枚が持ち帰られており、新型コロナの早期終息を願う人々の思いを感じさせている。

 紙製のしおりは伊勢宮司(56)のお手製で、縦14センチ、横5センチの大きさ。社殿にある小さなガラスケースの中に入れて置かれ、自由に持ち帰ることができるようになっている。新型コロナが一日も早く終息し、人々が平和な生活を送れるよう祈願する唱え言葉として、「疫病の邪鬼(もののけ)を祓(はら)い給(たま)い鎮め給え 人々平穏(おだい)に守り給い幸(さきわ)え給え」と記されている。

 伊勢宮司は「新型コロナの早期終息とともに皆さまが早く普段の生活に戻れるように祈って作製した」とし、「神社であれ、家庭であれ、この言葉を唱えることで気を鎮めることに役立ててほしい」と願っている。

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