花巻

田瀬湖に稚魚20万匹放流 来シーズンの盛況願う ワカサギ釣り【花巻】

勢いよく田瀬湖に放たれるワカサギの稚魚

 花巻市東和町の田瀬湖で20日、ワカサギの稚魚約20万匹が放流された。一時期途絶えたものの2017年に復活した田瀬湖のワカサギ釣りは、市内外から愛好家を集める冬の人気イベント。元気いっぱいに湖面へ飛び出す稚魚を見守った地域住民らが、20~21年シーズンの盛況を願った。

 毎年のように十分な結氷があった田瀬湖だったが、近年は暖冬傾向で氷上ワカサギ釣りができない年が目立っていた。このため17年から同市の北上川フィールドライフクラブの白畑誠一代表ら有志によって、冬の湖面にボートを浮かべる形でのワカサギ釣りが復活。各地からファンを迎え、利用実績は17~18年シーズン90人、18~19年シーズン150人。19~20年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でシーズン途中終了ながら245人と、右肩上がりとなっている。

 同日は青森県十和田市から、約4時間をかけて稚魚を輸送。放流とボートを利用した釣りを仕掛けている「田瀬湖でワカサギ釣りをやろう会」のメンバーらが作業に当たり、ピチピチと音を立てる稚魚たちを見守っていた。

 田瀬湖のワカサギは、餌と環境の良さから体が大きいのが特長。愛好家の評価も高いが、同会の代表も務める白畑さん(71)は「釣り客は増えているものの、旅行業者とのやりとりなど課題も出てきている。(遠隔地からの)パック(旅行)需要のことも考え、漁協や行政とさらに連携し、地域の経済効果につなげられるようなシステムを作って盛り上げていきたい」と話す。20~21年のシーズン開始目標日は11月1日という。

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