奥州・金ケ崎

児童の笑顔 地域元気に 藤里小 運動会延期も手作りフェス【奥州】

江刺甚句など児童らの演舞や演奏、発表が繰り広げられた藤里小の「藤里フェスティバル」

 奥州市立藤里小学校(林博文校長、児童36人)は、初の試みとなる藤里フェスティバル(藤フェス)を22日、同市江刺の同校体育館で開催した。新型コロナウイルス感染症の対応に伴い、2学期に延期した運動会に代わる行事として今回限定で企画。演奏、暗唱など学年ごとに児童が趣向を凝らした出し物や、来場者も交えた「江刺甚句」の演舞などを繰り広げ、にぎやかな時間を過ごした。

 児童35人が出演し、保護者や地区民ら約30人が来場。開催中は館内の扉を開けて換気を良くし、マスク着用(発表時の児童らを除く)や間隔への配慮など感染防止対策を図った上で実施した。

 オープニングではゲスト出演の民謡歌手井上ゆかりさん(同市胆沢出身)の歌に乗せ、法被姿の6年生7人がゲストの舞踊サークルYUKARI代表多田由加里さん(花巻市)らと伝統の江刺甚句を元気いっぱいに発表。その後、全校児童、来場者も交えて江刺甚句の踊りの輪を広げた。

 児童らは演奏や合唱、よさこいの演舞、春の藤里をイメージした自作の俳句・短歌などを発表。5年生10人による息の合ったリコーダー演奏には、来場の地区民から「みんなの音色がとてもきれいに聞こえた」と感嘆の声が上がった。

 児童発表後は井上さん、多田由加里さんと津軽三味線奏者多田匡山さん(同)による歌や舞踊、演奏も披露。最後は井上さんの歌に合わせ、由加里さんと全校児童がダンスで交流した。

 同校では23日に予定していた運動会を9月に延期したほか、修学旅行も延期するなど行事の多くがなくなったことから、感染防止に配慮しながら子供たちの手作り感を生かした取り組みをしようと藤フェスを企画し、児童が練習や準備を重ねてきた。ゲスト3人は、林校長が由加里さんと交流があった縁で出演した。

 同校計画委員長の及川菜那さん(6年)は「運動会が延期され残念だと思っていたが、フェスティバルができて良かった」と語っていた。

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