奥州・金ケ崎

週末に水上満喫 カヌー教室始まる 胆沢【奥州】

週末カヌー教室が始まり、馬留池にこぎ出す子供たち

 カヌージャパンカップ奥州市実行委員会が主催する週末カヌー教室が30日に始まった。初夏の暑さの中、参加者が同市胆沢若柳の馬留池に早速こぎ出した。

 奥州いさわカヌー競技場と一帯を活用した「カヌーのまち」づくりや競技選手の育成を目指す取り組みの一環で、2020年度で3年目。定期開講の土曜に加え、今年度は受講者の希望に応じて平日にも開講していく。

 実施には、水沢カヌークラブと奥州カヌー愛好会が協力。講師は、元U23日本代表で市地域おこし協力隊の藤野浩太さん、リオデジャネイロ五輪出場の佐々木翼さん(同市)が務めている。

 初日のうち午後の受講者は子供5人、成人3人で、全員がリピーター。パドルの持ち方、舟への乗り込み方などの基本を確認し、久々の水上を満喫していた。

 参加2年目の千葉花音さん(同市立若柳小学校5年)は「カヌーは自分でこいで進むところが好き。今年は舟を立て直すロールができるようになりたい」と目標を掲げた。

 藤野さんは「リピーターが多いので今後も来てもらえるよう教室を継続し、初めての人にはカヌーができる奥州市の環境を伝えたい」と抱負。教室は新型コロナウイルス感染防止のため、人同士の距離に注意するなどの対策を取って実施しており「自粛が続いていたので、自然の中でリフレッシュできる方法としても勧めたい」と語った。

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