奥州・金ケ崎

必要な人にマスク届けよう ポスト設置 未使用品提供呼び掛け 水沢ボラ連絡協【奥州】

市総合福祉センター内にマスクポストを設置した岩城会長

 奥州市の水沢ボランティア連絡協議会(岩城秀弥会長)は1日、「マスクで応援プロジェクト」を始めた。岩城会長は「第2波、第3波も予想される中、市内で困っている人に使ってもらえるマスクを確保したい」と協力を呼び掛けている。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言は解除されたものの、今後もマスクが必要な状況が続くことを見越した取り組み。集まったマスクは、行政機関などを通じて市内で必要としている人たちに配布する考えだ。

 7月31日までの2カ月にわたる同プロジェクトでは、同市水沢南町の市総合福祉センター内にマスクポストを設置し、未使用の使い捨てマスクを投函(とうかん)してもらう。受付時間は、平日午前8時30分~午後5時15分。個包装されていない物の場合、透明のビニール袋に入れるなどの協力を求める。

 同会では「ひと頃と違い、だいぶマスクが出回ってきた。とはいえ買いに行けない人もいる。そして第2波、第3波という話もある中、何とかしたいと思った」と、プロジェクト開始のきっかけを語っている。

 ポストを設置した岩城会長は「現在もだが、今後もマスクが買えずに困る人たちのため、マスクを確保して配布する準備をしたい」と話している。

 同プロジェクトについての問い合わせは、同会事務局の同市社協水沢支所=0197(25)6025=へ。手作りマスクについては、同市社会福祉協議会で受け付けるという。

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