奥州・金ケ崎

安全確認しっかりと 道路横断を仮想体験 佐倉河放課後児童クラブ【奥州】

シミュレーター「渡ろう君」で道路横断を体験する児童

 奥州市水沢佐倉河字曽根の佐倉河放課後児童クラブで3日、県警が新たに導入した道路横断体験シミュレーター「渡ろう君」を使った体験学習が行われた。クラブを利用している佐倉河小学校の1、2年生約50人が画面上の横断歩道を渡り、安全確認の大切さを実感した。

 講習会には、奥州署交通課の千葉義明交通企画係長と佐倉河駐在所の小林優生所長が訪れた。千葉係長は「安全に道路を渡れるようにするには何度も確認することが大事」とし、渡ろう君を使って安全な横断の仕方を指導した。

 児童は画面の中の道路を渡ろうと、次々に車が通る中で通り過ぎるのをしっかりと待って横断中も右、左を見ながら安全を確保していた。横断後には横断の様子をリプレーして「もう少し両側を確認するようにしよう」「しっかり待っていたのが良かった」などとアドバイスしていた。

 率先して最初に体験した及川悠羽君(7)は「緊張したけど、うまく横断できた。横断するときには左右の確認はいつも気を付けている」と話していた。

 渡ろう君は、センサーで頭の動きや足の動きを確認するとともに、日中や薄暮といった時間帯、晴れや雨といった天候の条件を変えて車が通行する道路の横断を仮想体験できる装置。県南地方では今回が初の体験学習という。

「かも運転」心掛けて 交通事故現場点検

 5月22日に奥州市水沢佐倉河字松堂地内で児童が道路横断中にはねられ、重傷を負った交通事故の現場点検が3日行われ、奥州署、市、地域交通安全推進委員、交通安全協会の関係者が改善すべき点を検討した。

 現場はほぼ直線で片側に歩道がある市道。事故は北進していた軽四輪貨物車が道路を渡ろうとした児童をはねた。検討の中で、奥州署の柵瀨敏行交通課長は「通学路で学校や幼稚園が近いことから、運転者には児童が飛び出してくる可能性を十分に予測するなど『かも運転』を心掛けてもらいたい」と話していた。

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