地元食材で夏メニュー 道の駅むろね・食堂にラインアップ【一関】
一関市室根町の道の駅むろねの食堂は、営業再開に合わせて夏向けの新メニューの提供を始めた。地元で取れた新鮮な食材を使い、季節限定の冷やしラーメンなど涼感を誘う料理を用意し来店者を迎えている。
同駅は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けて、5月から産直施設の営業時間を短縮。これに合わせて食堂は休業していたが、6月1日に再開した。
新たなメニューは冷やしラーメン、県産そば粉を使った十割そばと日替わり定食。定食や天丼の天ぷらには、今の時期に取れるアスパラガスやナス、原木シイタケなどを使用している。
冷やしラーメンは、冷たいスープと麺にトマトやキュウリ、コーン、チャーシューを添え、さっぱりとした味わい。中央に載せたピリ辛のキムチが食欲をかき立てる。再開以来、真夏を思わせる気温が続いていることもあって好評を得ており、熊谷繁夫料理長は「1カ月ほど営業をお待たせしたが、また食堂で地元食材を味わってもらいたい」と話している。
食堂の営業時間は午前11時~午後3時(ラストオーダー2時30分)。問い合わせは同駅=0191(34)4180=まで。