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29日開幕の本県が先陣 高校野球代替大会、大半で開催へ

 全国高校野球選手権大会と地方大会の中止を受け、地方の高校野球連盟が検討している代替大会が47都道府県のほとんどで開催される見通しになった。今月29日開幕の岩手が先陣を切る。群馬、山梨は検討中。新型コロナウイルス感染対策を最優先するため、大会の開催方式や試合方法は例年の地方大会と様変わりしそうだ。

 代替大会は日本高野連が示した実施要項を受け、原則として無観客で行われ、開催時期は8月中の終了が基本。1週間に500球の投球制限も適用される。

 目立つのは、選手の移動を減らすために「地区予選」を設けたり、近い地区同士で前半を戦ったりする都道府県。鹿児島県高野連は七つの地区予選を勝ち上がった計16校で決勝トーナメントを行う。月野功会長は「地区予選の球場は生徒の自宅から比較的近く、移動の負担が小さくなるため、体調管理がしやすい。保護者の車で送迎可能で、『3密』を避けることにもつながる」とした。岩手や山形、埼玉、兵庫などでもこの方式を採用した。

 静岡と埼玉、京都は全試合を7回制で行う。約3カ月の自粛期間が明けたばかりで、選手たちの準備はまだ十分ではない。熱中症の危険性もある。静岡県高野連の野部道太会長は「選手の体力や感染リスクを考えると9イニングは無理」とした。埼玉は7回制導入で決勝戦までの日程を確保。ベンチ消毒の時間も必要となるため9回制では1日3試合の消化が時間的に困難と判断した。神谷進専務理事は「1日3試合ずつやれないと決勝までいかない」と説明している。

 京都は会場確保の難しさや学業優先の観点から、8または16のブロックごとのトーナメントとし、7月26日までに終える方針。1校だけの優勝校は出ないことになる。7月18日~8月10日に開催する大阪は、雨天順延などで大会期間が延びる場合「打ち切りもあり得る」という。【時事】

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