一関・平泉

優美な花々 鮮やか 平泉・中尊寺ハス見頃

浄土世界をほうふつとさせる優美な花々が道行く人の目を楽しませている中尊寺ハス=平泉町平泉字志羅山地内

 奥州藤原氏時代の種子からよみがえった古代ハス「中尊寺ハス」が平泉町の中心市街地で見頃を迎え、浄土世界をほうふつとさせる優美な花々が道行く町民らの目を楽しませている。

 中尊寺ハスが咲いているのは平泉中学校校門前にある同町平泉字志羅山地内の休耕田約3アール。平泉の歴史を伝え、東日本大震災犠牲者の鎮魂と復興のシンボルにしようと2017年に地元第11区町内会が同寺から20株を譲り受け移植した。

 4年目を迎えた今年は好天が続いたこともあり6月中旬から開花。現在は一面を覆う緑の葉の上に浮かび上がるように鮮やかな淡紅色の花々が咲き誇る。

 中尊寺ハスは1950年の金色堂内遺体学術調査で奥州藤原氏4代泰衡の首おけに入っていた約800年前の種子を98年に開花させたもの。小ぶりで花びらが細いのが特徴で、朝早く咲いた花が昼ごろに閉じるのを繰り返し、開花から4日ほどで花びらを散らす。

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