花巻

野に咲く花 かれんに 西宮野目・花輪堤ハナショウブ群落【花巻】

かれんな花を咲かせたノハナショウブ

 国の天然記念物に指定されている花巻市西宮野目の花輪堤ハナショウブ群落が開花時期を迎えた。日差しを受けて鮮やかさを増した青紫や赤紫の花が梅雨の合間に彩りを添えている。

 同群落は、自生のノハナショウブ群生地の北限とされ、1935年に指定を受けた。面積は約1万6700平方メートル。色の変化に富んでいることと奇形花の出現で知られ、6月下旬から7月上旬に見頃を迎える。

 近年は花数が減少していたため、2017年に同群落保存管理検討委員会を設立し、18年からは環境調査を実施するなどして保護に取り組んでいる。19年の調査によると、株数は6176株で、このうち前年を353株上回る933株が開花した。

 ロープで囲まれた立ち入り禁止指定区域はまだ数輪しか咲いていないが、管理する市教委文化財課では「今年は晴天が続いたため生育は早めで、花も多いと思う。7月にかけてどんどん咲いていくので、野に咲くかれんな花を楽しんでほしい」としている。

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