花巻

台温泉の魅力 世界へ 紙芝居を動画配信 きょうから 湯の里振興協が制作【花巻】

動画配信される「台温泉物語」をPRする斉藤さん。後方は同温泉キャラクター「台子」

 花巻市の台温泉湯の里振興協同組合が製作した紙芝居「台温泉物語」が、「風呂の日」の26日から、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開される。同温泉PRキャラクター「台子(だいこ)」も登場し、地域の歴史や伝説、温泉にまつわるエピソードなどを紹介する内容。新型コロナウイルスの影響が避けられない情勢ではあるものの、全国のファンに、開湯1200年とも称される温泉地の魅力をアピールする。

 同組合では「台子」を生かし、さまざまな事業を展開。2015年発売のイメージソング「台子のうた」や各種グッズ開発などで、地域に明るい話題を提供し続けている。今回の動画制作には同組合の斉藤ユキさん(台温泉案内所)と松田忠さん(松田屋旅館)、杉村圭一さん(精華の湯)が携わり、同市のコミュニティFMラジオ局「えふえむ花巻」スタッフも協力した。

 動画は▽発見当時▽江戸時代▽明治大正期│の3場面にさまざまな伝説を添え、台温泉の歴史と魅力を伝える物語が中心。傷ついた鶴と漁師の昔話から「台温泉に入ると傷が早く治り、体の調子が良くなるという話は人づてに広まり、随分遠くからも台温泉を目指し、たくさんの人が集まるようになりました」などと語る筋立ては分かりやすく、子供たちにも喜ばれそうだ。

 時間は約17分間で、木枠に絵を出し入れするタイミングの工夫など、紙ベースの原作を生かした仕上がり。物語づくりを担当した斉藤さん(49)は「新型コロナでお客さんが少ない中、PR方法を模索するうち動画制作にたどり着いた。花巻へ観光に来てくださる皆さんに、台温泉にはこんなに深い歴史があったのか、と分かってもらえたらうれしい。それを知って入る湯は、また違うのでは」と話す。

 物語は今収録分のほかにもあり、同組合では「風呂の日」に合わせるなど定期的な配信を見込んでいる。動画制作から派生したミュージックビデオ作りも構想されているという。

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