薄紫のじゅうたん しっとり 館ケ森アーク牧場【一関】
一関市藤沢町の館ケ森アーク牧場で、ラベンダーが開花のピークを迎えている。梅雨のさなか、6日午前も薄紫のじゅうたんを広げたような畑がしっとりとぬれ、もやにかすんだ景色の中に鮮やかに浮かび上がった。
同牧場ではハーブ館前の「薫る風のガーデン」と「夢見ケ丘ガーデン」隣接の畑を合わせた約2ヘクタールでラベンダー約2万株を栽培。芳香療法に用いられることでも知られるだけに、優しい香りが来園者を包み込むように漂う。
畑では見晴らし台に上って眺望を楽しんだり、ベンチで休憩しながら株間を散策したり、思い思いに過ごすことができる。今季は高温が続いた影響などで開花が早まったため、今週末にも見頃を終えそうだという。