北上・西和賀

プラごみ削減おしゃれに メッセージ入りエコバッグ 地域スポーツ店で販売【北上】

地域スポーツ店で販売を始めたエコバッグ=北上市・和賀スポーツ

 今月からのプラスチック製レジ袋有料化に伴い、全国の地域スポーツ店24店舗は、メッセージ入りエコバッグの販売を始めた。参加店の北上市新穀町の和賀スポーツ(佐藤實代表)などはレジ袋の削減に取り組み、地球環境問題にも積極的に寄与していく考えだ。

 スポーツ用品店の有志では新型コロナウイルス対策やレジ袋有料化についてオンライン会議を重ね、SGDs(持続可能な開発目標)の新たな取り組みとして独自のエコバッグを企画。「持っているだけでかっこいい、スポーティでスタイリッシュなバッグ」を目指し、ブランド戦略コンサルタントで希望郷いわて文化大使を務める村尾隆介氏がプロデュースした。

 バックはL(15リットル)、W(10リットル)、M(10リットル)の3タイプ。「プラスチックを減らすのはファンタスティックなこと!」「無駄にしないは新しいスポーツだ!」とする英文のメッセージが添えられ、地域のスポーツ店を応援する気持ちも込められている。

 県内で扱うのは和賀スポーツのみで、東北では山形、福島両県の店が参加。全国24店舗からスタートし、今後趣旨に賛同する各地のスポーツ店にも取り組みの輪を広げていく。

 エコバッグは各タイプ1000円(税別)。スーパーなどで普段の買い物にも使える。売り上げの一部は、地球環境保全のために寄付される。

 和賀スポーツの佐藤仁実さんは「普段、スポーツをしない人もおしゃれに使えるよう工夫した。スポーツ製品にもプラスチック製品は多いが、まずはレジ袋の削減に全力で取り組み、『エコは格好いい』を発信していく。スポーツからプラスチック削減、地球温暖化防止を呼び掛けたい」と話している。

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