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岩手競馬 12日から入場再開 検温、マスク徹底

 県競馬組合(管理者・達増拓也知事)は8日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今季開幕以前から無観客で続けてきた岩手競馬に関し、12日から競馬場への観客の入場を再開すると発表した。盛岡競馬場(盛岡市)から通常開催に戻し、感染対策を徹底して競馬本来の生の迫力をファンに楽しんでもらう。

 入場再開は、地方競馬全国協会(地全協)が新たに示した感染拡大予防ガイドラインに沿った対応。11日に再開する北海道のばんえい帯広競馬(帯広市)に次いで全国2番目、平地で行う一般競馬では日本中央競馬会(JRA)、地方競馬を通じて初めて。

 入場再開に際し、サーモグラフィーでの検温や手指消毒、マスク着用、観客席の間引きのほか、出走馬を観察するパドックも一定の距離を取るなど対策を施す。当面は、おおむね1000人をめどに入場を制限し、イベントの開催も見合わせる。

 本県は新型コロナ感染者が全国で唯一確認されていないが、岩手競馬での無観客レースは4月のシーズン開幕前の3月下旬に開かれた春競馬から継続され、観客の受け入れは年末年始競馬開催時の1月以来ほぼ半年ぶり。

 同組合は、今季の無観客レースが9月末まで続いた場合、インターネット発売が好調でも他主催者からの広域受託協力金が減収となることで年間収支が3億6000万円の赤字になる見通しを示していた。

 入場再開初日は午前11時に開場し、午後0時20分発走の第1レースから11レース、14日までの3日間で34レースを予定。8月22日からは水沢競馬場(奥州市)での開催となる。

 8日には、6月下旬に再開した一部場外発売所に加えて盛岡、水沢両競馬場でも他地方競馬の馬券発売・払い戻し業務を再開し、12日にはJRAウインズ津軽(青森県)も再開する。

 県競馬組合の千葉義郎副管理者は「ファンの皆さまには大変な心配と不便をお掛けした。安全を第一に感染対策を徹底し、安心して競馬を楽しんでもらえるように努める」とのコメントを出した。

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