一関・平泉

どれが甘いかな 厳美小2年生 ブルーベリー収穫体験【一関】

ブルーベリーを摘み取る厳美小の2年生

 一関市立厳美小学校(小野寺香世校長)の2年生16人は10日、同市厳美町の観光ブルーベリー園「愛菜ファームブルーベリーハウス」を訪れ、ブルーベリーの摘み取りを体験し地元の農業に触れた。

 生活科の授業の一環で、新型コロナウイルスの感染防止のため児童がマスクを着用するなどして実施。

 同ハウスを管理、運営する農事組合法人本寺ブルーベリー生産組合理事の槻山茂さん(70)が講師を務め、「ブルーベリーは引っ張らないで、転がすようにして取るように。赤いのは酸っぱいので、黒っぽい実を選んで」などと注意点を説明し、児童は「つるつるして、取りやすい」などと話しながら大きく熟した実を選んで摘み取っていた。

 同ハウスで収穫されたブルーベリーを使ったアイスクリームを味わった後、児童は槻山さんに「大変な仕事は何ですか」「収穫時期はいつですか」などと質問。槻山さんは「1粒ずつ取るのが大変。1人で1トンを収穫する人もいる。ここでは収穫時期は6月下旬から8月上旬ごろまで」などと答えていた。

 遠藤希衣奈さん(7)は「1本の木にたくさんのブルーベリーがなっていてびっくりした。大きい実をたくさん収穫できた」と笑顔を見せた。

 2年生は今後、体験を通じた気付きなどを絵にまとめて校内に張り出す予定。

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