北上・西和賀

新たな防災拠点に 西和賀消防署 落成祝う

テープカットで西和賀消防署の新庁舎落成を祝う関係者

 北上地区消防組合(管理者・髙橋敏彦北上市長)の西和賀消防署落成記念式典は17日、西和賀町沢内字大野地内の現地で行われた。旧西和賀消防署と湯田出張所を統合する形で、最新の機能的な設備を設けたほか、隣接する町立病院とも連携を強化。関係者が生まれ変わった町の新たな防災拠点の完成を祝った。

 消防関係者と来賓らが出席。髙橋市長は「新しい庁舎は町民の待望だったのではないかと思う。災害や病気があれば、1分でも1秒でも早く皆さんの所に行くという気構えで対応していく。ここを活用していただき、ソフト面でも防災力がさらにアップするように願う」と期待を込めた。

 工事経過報告、施工業者らへの感謝状贈呈に続き、祝辞を述べた細井洋行町長は「新庁舎は最新の設備と高い耐震性を有し、火災や複雑化する災害に対応できる町の防災拠点。町民の生命、身体、財産を守るために万全の体制づくりに取り組んでいく」と強調。坂本神楽の祝舞、テープカットで新庁舎の落成を祝った。

 同消防署などによる「にしわが火災0(ゼロ)運動」をPRするポスターもお披露目された。デザインした西和賀高校総合文化部の髙橋七琉さん(2年)は「町民に親しみやすいようなキャラクターをイメージした」と火災ゼロへのメッセージをポスターに込めた。

 新庁舎は1974年建設の旧庁舎(同町清水ケ野)と湯田出張所(同町川尻)の老朽化に伴い、西和賀さわうち病院北側に移転。鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積は1328・95平方メートルで旧庁舎の約4倍の広さとなった。

 1階玄関を入ってすぐの階段に描かれた同町のマスコットキャラ「カタクリンコちゃん」が出迎えてくれるほか、事務室や機能的に配置された出動準備室、仮眠室などを設けた。2階には災害対応のための会議、防災研修などが開催可能な会議室もある。総事業費は約7億1600万円。

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