一関・平泉

商店街彩る七夕飾り 一関市大町通り テラス席も登場

大町通りにお目見えした七夕飾り。路上利用の占用許可を得たことでテラス席も登場した

 一関市の中心商店街となる大町通りに18日、伝統の七夕飾りがお目見えした。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一関の夏を彩る恒例の一関夏まつりが中止されたことを受け、同通りの商店で構成される一関銀座会が「少しでも夏まつりの気分を味わってほしい」と企画し、例年より小規模ながらも色とりどりの吹き流しが商店街を彩った。飲食店の路上利用が緩和されたことに伴い、同日から飲食店などのテラス席も登場し、七夕飾りが彩る中で商店街の活性化を図っていく。

 一関夏まつりは、毎年8月第1金曜日から3日間開催されているが、今年は新型コロナの影響で安全確保が難しいとして、1952年の開始以来初めて中止されることが決まった。一関銀座会では、夏まつりのメインイベントの一つとなっている七夕まつりについて「風物詩の七夕飾りもやめるのは、長く続く伝統と文化の継承の観点から何とか避けたい」と対応を協議した結果、サイズを小さくして各店の軒先に飾ることとした。

 同会が一関青年会議所の協力を得ながら外部を含めて出展を募ったところ、参加は51店・団体に上った。参加団体はそれぞれくす玉の直径30センチ程度、吹き流しの長さ2メートル程度の七夕飾りを作製し、18日から各店軒先などに飾り付けた。設置場所は大町通りやJR一ノ関駅西口周辺などで、同日は約70本の七夕飾りが登場。ご当地キャラクターが描かれたり、折り紙が付けられたりと個性豊かな飾りがそろった。七夕飾りの設置は8月10日までの予定だが、製作が間に合っていない団体も多く、今後さらに飾りは増える予定。

 さらに、新型コロナで影響を受ける飲食店などを支援するため、県が県道などの路上利用(テークアウト、テラス営業など)の占用許可基準を緩和したことに伴い、同会も利用申請し、今月10日付で許可を得た。期間は11月末までで、一関署への道路使用許可申請を経て路上利用が可能となったことで、18日には早速飲食店の前にテーブルと椅子が置かれた。同日は雨模様だったことでテラス席を利用する人の姿は見られなかったが、今後本格的な夏に向けて利用を増やしていきたい考えだ。

 一関銀座会の菅原照之副会長は七夕飾りについて「多くの団体の協力を頂き、製作に苦労したと思うがデザインがどれも個性的で、七夕があるだけでまちが華やかになった」と笑顔を見せた。テラス席の設置については「飲食店などでテラス利用できるようになったことで、お客さんの回転が良くなり、さらに人を呼び込めるようになるのではないか。物販の店もテラス利用が可能なので、マルシェのようなにぎわいができたらいい」と期待した。

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