北上・西和賀

親子で自然に親しむ ゲームや炭窯見学 わんぱく教室【北上】

ネーチャーゲームを楽しむ子供たち

 第29回憩いの森「夏のわんぱく自然教室」(県緑化推進委員会北上支部主催)は23日、北上市稲瀬町の市憩いの森で開かれ、市内の児童と保護者がネーチャーゲームや炭窯の見学などで自然に親しんだ。

 遊びや体験学習を通じて自然や森林保護、緑化推進の重要性について学びながら、学区を越えた仲間との交流にもつなげてもらおうと毎年開催されている。

 市内の親子ら43人が参加。「いわて花北ネーチャーゲームの会」と炭窯元楽炭の関係者を講師に、2グループに分かれてネーチャーゲームや炭窯の見学などを楽しむ自然教室に取り組んだほか、親子で協力して木製カレンダーの製作にチャレンジ。また、昼食には炭を利用してピザやナンを焼いて食べるなどして交流した。

 このうち自然教室では、自然の中にあらかじめ隠しておいた動物や人気キャラクターなどの人工物を探し出す「カムフラージュ」、ビンゴカードを手に散策し自然の中から該当物を見つけ出す「フィールドビンゴ」と呼ばれるネーチャーゲームを親子で楽しんだ。

 小原優奈さん(黒沢尻東小学校2年)は「葉っぱの中に隠れている物を探し出すのが楽しかった」と笑顔で話し、母奈津子さんは「新型コロナウイルスの影響で外出機会が少なかったので、子供たちが自然に親しめる良い機会になった」と喜んでいた。

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