今年は店で「乾杯」 31日から地ビールフェス スタンプラリー形式採用【一関】
第23回全国地ビールフェスティバルin一関(実行委主催)は、31日から8月31日まで一関市内の飲食店で開催される。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、例年のような集客イベントとしての実施は見送られ、かつて関連イベントとして開催していたスタンプラリー「地ビールストリート」の形式を採用。1カ月の開催期間中に参加店を巡り、抽選で最高2万円相当の市内物産品が当たるもので、全国各地の地ビールと各店自慢のつまみを楽しんでもらう。
同フェスは、地ビールの普及と一関地方のPRを図る目的で毎年夏に開かれている。今年は当初8月21日から3日間の開催を見込んでいたが、新型コロナの影響を受け、実行委では今年の開催の在り方について検討。その結果、感染防止の観点から参加者や関係者の安全、健康を最優先に考慮し、例年のような集客イベントは見合わせる一方、活性化を図る意味からも内容を変更して新たな形での開催を目指すこととした。
実行委の下部組織に当たるプロジェクト委員会で開催内容を協議し、地ビールストリートのような形で開催することを決めた。具体的には、参加店ごとに異なる全国の地ビールとつまみを楽しんでもらう。参加店で地ビールを注文すれば、1店舗につきスタンプ1個が与えられ、巡った店舗数に応じて抽選で賞品が当たる。賞品は、20店舗制覇のAコースが市内物産品2万円相当(1人)、10店舗のBコースは同5000円相当(10人)、5店舗のCコースは参加店で使える割引券3000円分(20人)、3店舗のDコースは同1000円分(30人)となっている。
今月22日現在での参加店は24店舗で、8月10日まで随時参加店の申し込みを受け付ける。イベントや参加店舗の情報は市の公式観光ホームページ「いち旅」で公開される。
問い合わせは市観光協会=0191(23)2350=か市観光物産課=0191(21)8415=へ。
参加店は次の通り。
大昌園、居酒屋作、和酒Diningもんど、寿し割烹一力、酒肴庵喜の川、三彩館ふじせい、居酒屋五エ門一関店、山海、杏庵、焼肉雲龍、駅前―和バル―こじこじ蔵、Bothy、mojo、和風レストラン松竹、SugarBar、ミートレストラン格之進、丑舎格之進、蔵元レストラン世嬉の一、居酒屋味道楽、スナックエルシド、酒肴よりみち、和ダイニング夢きらら、串揚げ居酒屋らんたん、LivingBarLe333