花巻

夜空に希望見上げ 資金出し合い花火打ち上げ【花巻】

夜空を彩った花火=花巻市十二丁目

 花巻市十二丁目の花巻スポーツランドで25日夜、同市西宮野目の会社員愛木敬介さん(39)が主催する花火大会が開かれた。新型コロナウイルスの影響で各地の大規模イベントが中止される中、協賛者が打ち上げ資金を出し合い、限られた時間、「密」を避けながらの「ウィズコロナ」時代の新しい形での花火大会が親子連れらを楽しませた。

 愛木さんは花火鑑賞士の資格を持ち、全国の同志でつくる煙火粋心会の一員として活動。各地で花火がない寂しさを訴える声、仕事が減る業者らの悩みを耳にし、少しでも役に立ちたいと催しを企画した。

 会場準備や資金面の不安を抱えてのスタートだったが、目標額を大きく上回る約55万円が集まった。中には趣旨に賛同し、当日は来られない人からも協力の申し出があったという。

 打ち上げは75発、8分ほどだったが、終了後は約100人の来場者が一斉に拍手を送った。愛木さんは「花火はみんなの心を元気にし、人を幸せにする。人の心までコロナに負けてはいけない。やって良かった」と笑顔。家族ら7人で見物した同市桜町の千葉清観君(10)は「真上ででっかい花火が開くのが見られて楽しかった」と喜んでいた。

 イベントは市消防本部職員など多くの人が協力。会場使用の申し出を快諾した同ランドの白畑誠一さん(71)は「花巻の活性化のためという志が素晴らしい。今後も協力したい」と話していた。

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