一関・平泉

猫と飼い主縁結び 譲渡会、サロンを再開 支援の輪広がり実感 ちいさな命をまもり隊【一関】

ちいさな命をまもり隊が再開した猫の譲渡会。さまざまな事情で保護された猫と、飼い主希望者が対面している

 一関市の動物愛護団体「ちいさな命をまもり隊」(佐藤笑子隊長)は、新型コロナウイルスの影響で自粛していた「保護猫譲渡会 地域猫サロン」を再開するなど、猫をめぐる地道な活動を継続している。相談者が絶えない一方で協力者も増えているといい、新型コロナの感染拡大防止策を講じながら、さまざまな事情で保護された猫と新たな飼い主との縁を結んでいく。

 「保護猫譲渡会 地域猫サロン」は、同隊が飼い主のいない猫を紹介して希望者に譲ったり、地域の猫に関する相談に応じたりするイベント。新型コロナの影響で3~5月の3カ月間は自粛し、6月に再開した。

 25日は同市田村町の「蔵のひろば」で生後2~3カ月の猫11匹がケージに入れられた状態で公開された。家族連れら来場者が猫を選び、新たな飼い主として譲り受ける手続きを進めていた。参加した猫11匹のうち5匹の譲渡先が決まった。

 佐藤隊長によると2017年の同隊発足以来、活動が周知されてきたためか地域住民から猫に関する相談が数多く寄せられるようになり、あくまでボランティアとして活動する同隊だけでは対応しきれなくなっている。そのため、飼い猫や捨て猫を引き取ってほしいという要望には安易に応じず、責任を持って飼い続けるよう飼い主を説得したり、猫を助けたい意思のある人と協力したりしている。

 佐藤隊長は「猫を無責任に捨てる人はまだまだ多いが、里親が決まるまで猫を一時的に預かりたいという人も新たに現われている」と活動を支援する人の輪が広がっていることを語る。

 「保護猫譲渡会 地域猫サロン」は、月2回ペースで開催予定。8月は1日と22日の午後1~3時。当面は新型コロナ対策として会場を換気し、来場者にマスクの着用と手指の消毒を促すほか、猫との触れ合いは控えてもらう。入場無料、事前申し込み不要。問い合わせは佐藤隊長=090(7061)7786=へ。

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