専大北上高2人が入選 地域安全運動ポスター
県防犯協会連合会と県警による地域安全運動ポスター・標語の募集で、専大北上高校(阿部伸校長)美術部の2人がポスターの部で入選を果たした。同運動への理解・関心を高める内容が高く評価された。22日には北上市新穀町の同校に北上署の後藤秀樹生活安全課長が訪れ、賞状を2人に伝達した。
今回は「安心なインターネット社会の実現」のテーマで家子麗奈さん(3年)が最優秀賞に輝き、「子どもと女性の犯罪被害防止」のテーマでは菊池優李さん(2年)が佳作に選ばれた。
顔と手があるスマートフォンの画面から、人が手を伸ばしてくる様子を描いた家子さん。「当たり前のように普段から使っているスマホに、のめり込み過ぎないようにというメッセージを込めた」と強調した。
菊池さんはスマホに夢中な女子学生2人に迫る盗撮など犯罪の怖さをアピール。「普通の生活の中にも危険が潜んでいることを表現したかった」と語った。
10月に実施する同運動のPRなどを目的に募集。今回、ポスターには県内から18点が寄せられた。