北上・西和賀

メディア通じて啓発活動 一日保護司の翔南高生【北上】

一日保護司の委嘱状を手にする及川さん(右)と佐保さん

 北上市地域安全推進市民会議(会長・髙橋敏彦市長)は29日、市内女子高校生2人を「一日保護司」に委嘱した。保護司となった高校生は、地元メディアを通じて犯罪や非行のない明るい社会づくりの実現を訴えた。

 法務省が主唱する社会を明るくする運動の一環。国民が犯罪や非行の防止と更生について理解を深め、安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動で、2020年で70回目を迎える。若い世代の関心を高めようと高校生を一日保護司として委嘱している。

 委嘱されたのは、県立北上翔南高校3年の及川恵さんと佐保香代子さん。2人は同日、市役所で髙橋市長から委嘱状を受け取った後、コミュニティFM「きたかみE&Beエフエム」に出演したり、北上ケーブルテレビの番組収録に当たるなどして、保護司の活動紹介や同運動の実践を呼び掛けた。

 委嘱状の交付式で髙橋市長は「保護司は罪を犯した人が一人でも多く社会復帰できるよう更正を支援する大切な役目。多くの人に保護司の活動を知ってもらえるよう頑張ってほしい」と期待。佐保さんは「再犯につながらないよう、刑期を終えた後に社会で生活するためには、周囲や地域の環境の在り方が大切」、及川さんは「罪を犯した人の目線に立ち、社会復帰できる環境をつくれるように地域で協力していくべき」と再犯抑止に向けた支援姿勢を訴えた。

 同運動に関連して市内では毎年集会が開かれてきたが、今回は新型コロナウイルス感染防止の観点から開かれなかった。

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