県内外

新たに1人感染 矢巾町の40代男性 県内計3人に 新型コロナ

 県は30日、新たに矢巾町の自営業40代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は29日に感染が確認された宮古市の30代男性と16日に会食した県内取引先の1人で、30日にPCR検査を実施し陽性が判明した。県内の感染確認は2日連続で、感染者は計3人となった。【2面に関連】

 県によると、29日に感染が判明した宮古市の男性の職業は自営業で、21日に発熱や全身の倦怠(けんたい)感があり、自家用車に乗ったまま車内からの電話で盛岡市内の医療機関を受診。25日は県のコールセンターに連絡し、自家用車で盛岡市内の医療機関を受診したが、いずれもPCR検査は実施されていなかった。

 発熱に加え、せきや鼻水、嗅覚や味覚の異常などの症状が継続することから、27日に宮古市内の医療機関の医師の紹介を受けて、市の発熱外来でPCR検査を実施。29日に陽性と判明し医療機関に入院した。

 発症前の16日は県外の取引先2人と宮古市内の事務所でマスクを着用し打ち合わせをした後、盛岡市内に自家用車で移動。今回陽性が確認された男性を含む県内の取引先2人を加えた計5人で、市内の飲食店2カ所で会食した。

 男性の濃厚接触者とされる家族7人と、会食した県内取引先2人の計9人が30日にPCR検査を実施した結果、うち8人は陰性だった。

 盛岡市によると、29日に感染が確認された盛岡市の40代男性の濃厚接触者は、職場や取引先の関係者ら計11人に増えた。内訳は昼食に同席した4人、職場の臨席者5人、取引先の関係者1人のほか、他県管轄保健所で検査予定の系列会社の来訪者1人。10人は31日にPCR検査を実施する。

飲食店の感染対策徹底確認 県本部員会議

 県内で初の感染者が確認されたことを受け、県は30日に新型コロナウイルス対策本部員会議を開き、飲食店などの感染防止対策の徹底や積極的疫学調査に取り組む方針を確認した。このほか、同日に久慈圏域に発熱外来が設置されたことから、県内九つ全ての2次医療圏に計10カ所の発熱外来が設置されたことも報告された。

 会議では本県の感染状況として、県内で初めて感染が確認された盛岡市の40代男性と宮古市の30代自営業男性の行動歴などが説明された。

 達増拓也知事は感染が拡大している地域との往来について「国の新型コロナ感染症対策分科会の分析や議論を踏まえながら検討したい」との見解を示した。県民には「本県以外の感染者数の動向に注意するとともに、他都道府県に移動した場合は移動先の自治体の要請に従って行動してもらいたい」と求めた。

momottoメモ

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