県内外

盛岡と宮古 濃厚接触の12人 全員陰性 新型コロナ

 県と盛岡市は31日、これまでに感染が確認された盛岡市の40代男性と、宮古市の30代自営業男性の濃厚接触者計12人について、PCR検査を実施した結果、全員陰性だったと発表した。7月30日に感染が確認された矢巾町の40代自営業男性の濃厚接触者は家族ら計5人で検査中となっている。

 結果が判明した濃厚接触者の内訳は、盛岡市が昼食に同席した4人と職場の臨席者5人、取引先関係者1人の県内在住者計10人。宮古市は新たに濃厚接触者となった親族2人が検査を受けた。今後、最終接触日から2週間の自宅待機と健康観察を行う。

 感染した矢巾町の男性は、せきや肺炎の症状があるが軽症で、感染症指定医療機関に入院。濃厚接触者の内訳は、同居家族4人と従業員1人となっている。

 男性は、妻と感染が確認された宮古市の男性、県外業者2人の計5人で同16日に盛岡市内の飲食店2カ所で会食した。同28日から咽頭痛やせきの症状、倦怠(けんたい)感や微熱の症状があり、宮古市の男性が感染したとの連絡を受け、同30日に帰国者・接触者外来を受診し陽性が判明。妻はPCR検査の結果陰性だった。

規制、移動自粛求めず 県内感染受け達増知事

 達増拓也知事は31日の定例会見で、県内の3人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、「規制や自粛はない」と述べ、現時点で県民に行動制限や外出自粛などの要請を行わない考えを示した。

 全国的に感染が拡大する中で、本県でも感染者が確認されたことについては「流行の大きい波が来ている」と受け止め、県民に対し感染対策を徹底した上での社会、経済活動を求めた。一方で、今後県内の感染者が増加した場合については「人口10万人に対する新規感染者数が東京都並みになった場合は、さまざまな制限が必要だ」との認識を示した。

 感染2人目となった宮古市の男性について、発症後に盛岡市など複数の医療機関を受診したが、発熱外来でのPCR検査に至るまで約1週間を要したことには「(検査が)早ければ早い方が良かったのはその通り。遅れたことによる弊害は、感染がどれだけ拡大したかで決まる。現時点で濃厚接触者は全て陰性ということで弊害は出ていない」と強調した。

momottoメモ

【続報】岩手県は7月31日夜、県内で4例目となる新型コロナウイルス陽性患者を確認したと発表した。患者は本県在住の40代男性で、詳細は1日に説明するとしている。

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