黄金色の笑顔 藤沢・徳田【一関】
一関市藤沢町徳田地区にあるヒマワリの名所が、今夏も黄金色に染まった。市道藤沢徳田線沿いのおよそ30アールのヒマワリ畑では、いまだに明けない梅雨を忘れさせるかのように続く暑さもあって満開。色鮮やかな大輪の花が太陽に向かって咲き誇っている。
同地区では農地・水徳田地区活動組織(千葉ひろあき代表)などが地域づくり計画「徳田・黄金の郷づくり」にちなんで黄金色に輝くヒマワリが咲くようにと、2009年から名所づくりに取り組んでいる。
千葉代表は、すっかり地区の風物詩になった満開のヒマワリ畑を見て「長梅雨の影響で一部区画に生育不良が見られるものの、総じてきれいに咲かせることができた。皆さんに楽しんでもらいたい」と話す。
6日は新型コロナウイルスの影響で子供会行事がほとんど中止となった夏休みを過ごす町内の女子児童2人も訪れ、自分たちの身長よりも高いヒマワリに囲まれて楽しそうにしていた。
見頃は盆期間までを見込むが、今週末は荒れ模様の天候が予想され、千葉代表は倒伏などしないようにと気をもんでいる。