納涼プチ盆踊り始まる えさし藤原の郷【奥州】
歴史公園えさし藤原の郷などによるイベント「えさし納涼プチ盆踊り」は9日夜、奥州市江刺岩谷堂字小名丸の同園で開かれた。新型コロナウイルス感染防止のため、来場者数を限定して実施。訪れた親子連れらが飲食屋台や遊びのコーナー、芸能公演などを楽しむとともに、踊りの輪を広げた。10日夜も行われる。
会場では同市江刺梁川の金津流梁川こども獅子躍(おどり)の演舞、岩谷堂地域の大通り組、男石会による町内会屋台おはやしを披露。園内イベント広場に設けられたやぐらの周りで、来場者らが岩谷堂音頭や江刺甚句を踊った。子供たちは射的、スーパーボールすくい、型抜きなどのコーナーや焼きそば、たこ焼き、かき氷などの屋台にも足を運び、笑顔をのぞかせた。
イベントは、新型コロナの影響で各地の夏祭りなどが中止となる中で、地元の子供たちに夏休みの小さな思い出づくりにつなげてもらおうと、同園と江刺青年会議所が主催し、1日当たり来場者を500人に限定して企画した。最終日は午後6時から8時30分まで。入場無料(雨天中止)。