北上・西和賀

コロナ収束 五輪期待 ホストタウン セルビアに応援動画 児童 国旗や手を振りメッセージ【北上】

笑顔で国旗や手を振り、激励する北上ジュニアランニングクラブの児童たち

 北上市は、2021年に延期された東京五輪・パラリンピックのホストタウン相手国のセルビア共和国への応援メッセージ動画を制作している。セルビアからは陸上競技の有力選手少なくとも2人が来訪する予定で、撮影では地元の小学生らが激励。ともに新型コロナウイルス禍を乗り越え、来年選手たちに会えるよう願い期待に胸を躍らせた。

 東京五輪・パラリンピックで同市は4月、東日本大震災被災3県の自治体と支援した国、地域との交流を目的とする「復興ありがとうホストタウン」に追加登録された。同ホストタウンの取り組みを国内外に発信しようと内閣官房東京五輪・パラリンピック推進本部事務局が制作する映像の一環で、北上でも撮影する。

 22日は北上ジュニアランニングクラブ所属の4~6年生42人が、北上陸上競技場前で撮影に臨んだ。全国大会出場経験のある千葉蓮斗君(江釣子小6年)が「僕はオリンピックを目指しています。セルビアの皆さんも頑張ってください」と力強く語り、メンバーが笑顔でセルビアの国旗や手を振った。

 フルマラソンで五輪を目指す千葉君は「五輪選手は憧れ。もし(セルビアの選手が)来たら、疲れないような呼吸法を聞いてみたい」と声を弾ませ、全国の舞台を経験している釼吉紗矢さん(飯豊小6年)も「新型コロナで場所は違っても(大変な)状況は同じ。私も頑張るので選手たちにも頑張ってほしいし、選手がどう速く走るか体感したい」と目を輝かせた。

 応援動画には、北上翔南高校鬼剣舞部と黒沢尻東小学校、北上南部工業団地に工場を構え、役員が今回のホストタウン登録に尽力した永島製作所も出演する。28日ごろまでに撮影し、90秒ほどに編集。同ホストタウン全体の動画としてイベントなどで放映され、インターネット交流サイト(SNS)でも発信される。

 セルビアからは、リオデジャネイロ五輪女子走り幅跳び銅メダリストのイバナ・スパノビッチ選手と、男子砲丸投げでメダル候補のアーミン・シナンチェビッチ選手が北上入りする方向。市は同国陸上チームの事前合宿誘致や、参加選手との交流について交渉している。市スポーツ推進課は「コロナの収束状況を見ながら今後も交渉し、市民の歓迎ムードを盛り上げていきたい」としている。

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