花や風景、和紙で表現 藤原の郷でちぎり絵展【奥州】
奥州市江刺岩谷堂字小名丸の歴史公園えさし藤原の郷は、企画展「和紙ちぎり絵展」を園内のロケ資料館で開催している。しゅんこう和紙ちぎり絵岩谷堂教室(同市江刺)の講師、教室生による花や風景、建物などを表現した印象深い作品が来園者の関心を集めている。30日まで。
指導に当たる和紙ちぎり絵しゅんこう認定講師の福嶋ツヤ子さん(同)と教室生が手掛けた作品合わせて42点を展示。アサガオ、ヒマワリ、ツバキなど季節の花々、高原の風景などのほか、藤原の郷を描いた福嶋さんの作品などが並んでいる。
福嶋さんは会場に示したメッセージで、「剥いだ和紙を貼り合わせていくことで表現される、水彩画のような画風が特徴。和紙の持つ本来の色と、ちぎることによって生じる毛羽を生かすことで、他の絵画にもない淡く優しいイメージを表現することができる」と魅力を紹介している。
営業時間は午前9時~午後5時。