一関・平泉

スピード爽快 安全設計工夫 学院高文化祭 ジェットコースター設置【一関】

学院祭で展示された生徒手作りのジェットコースター。多くの来場者から人気を集めた

 一関市八幡町の一関学院高校(佐伯幸雄校長)の文化祭「学院祭」は29日、同校で開かれた。今年は新型コロナウイルス対策のため例年の2日間から1日のみに規模を縮小し、来場者も生徒の保護者などに限定したが、生徒が手作りした長さ約15メートルのジェットコースターが設置されるなど個性的な展示が来場者を楽しませた。

 ジェットコースターは2年生の普通科特別進学コースの12人が製作。7月中旬からリーダーの松田悠志さん(16)を中心に設計や製作などの準備を進めてきた。

 材料には合板やベニヤ板、鉄パイプなどを用い、完成品は直線と曲線部分を合わせて長さは約15メートル。スタート直後の約7メートルの直線で勢いをつけ、続くカーブでは内側と外側が斜めになるよう高低差を付けて設置することでスピードを落とさずに曲がれるように工夫されている。

 製作に当たり、特に安全面には最大の注意を払ったといい、約100キロの重量でも問題なく走行できるように何度も試行錯誤を繰り返し、文化祭前日の夜に完成したという。

 当日は保護者やうわさを聞き付けた同級生が訪れ、同校3年の鈴木祥さん(18)は「スピードもあり、本物さながらだった。来年の展示も期待している」と話していた。

 松田さんは「思い出に残る文化祭になった。来年はさらに改良を重ねた作品を出したい」と達成感をにじませた。

 同校によると、文化祭でこれほどの規模の作品を展示するのはあまり例がないといい、小野寺啓一副校長は「作品は本当によくできている。好奇心を持って自分たちで考えて行動したり、計画したりすることは生徒たちの今後にも生かされるはずだ」と語った。

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